ハーレーの世界に入門するならオイルの役割を知ろう

オイル

ハーレーの奥が深い世界に入門する時に知っておきたいのがオイルの役割です。人間で例えると血液のような存在なので、いかに大切なものであるかが分かりますよね。

まずオイルの主な役割ですが、潤滑や洗浄、緩衝材など、大まかに6つの役割があります。まず潤滑ですが、これはハーレーの金属と金属がこすれ合うことで、傷がついたり消耗しないように保護する役目のことです。次に洗浄ですが、これは金属の粉が燃えた時などに作り出させる化合物を油分が吸着することを意味します。油分の効果としては、水分や空気などがハーレーを錆びつかせないようにする、防錆効果も忘れてはいけません。各パーツのすき間に入り込むことで、衝撃から守る緩衝材としての役割も重要です。ハーレーのエンジンから発生する熱を冷ます冷却剤としての役目や、油でできた膜を作り出すことでガスが逃げ出さないようにする密閉効果もあります。

これだけの優れた効果を常に利用するためには、品質の劣化に気を配らなくてはいけません。交換するべきタイミングですが、走行距離3000キロが目安です。この条件を満たしていない場合でも、気候などによっても劣化するので、3か月に1回の割合で新しいものにしましょうね。