ハーレーのメーターの特徴とカスタムのコツ

メーターは走行時のスピードを確認するための重要なパーツの一つです。ハーレーのスピードメーターは大きく電気式と機械式の2種類に分類されます。一見するとどちらも同じように感じられますが、それぞれに特徴が異なるのでカスタムをする場合にはメリットやデメリットについて知っておかなくてはいけません。
電気式メーターはタイヤの回転数を電気信号に変換してメーターに送る仕組みとなっています。機械式は走行時のタイヤの回転数がドリブンギアに伝わり、そこから専用のケーブルを通してスピードとして表示されるのが特徴です。

工具が必要

電気式は正確性に特化している反面、価格が高くなってしまうのは否めません。それに対して機械式は手頃な価格で購入できますが、若干誤差が出ることもあるので注意が必要です。

メーターのカスタムの方法は、交換、変更、追加の3種類です。交換は文字通りメーター本体を別の物と入れ替える方法になります。主に機械式から電気式に変更する、純正パーツから自分のお気に入りのメーカーの物に変えるといった場合に利用されます。変更は現時点で使用しているメーターの取り付け位置を動かすカスタム方法です。メーターはライダーから見やすいという理由でハンドルの中央部分に取り付けられていますが、この場所でなければ違反になるということはありません。フロントフォークやガソリンタンクの横など、自分だけのオリジナリティが出せるのもメーターカスタムの魅力の一つです。

最後の追加は必要に応じて新しい物を加えるカスタムのことを言います。ハーレーはスポーツタイプの標準装備となっているエンジンの回転数を表すタコメーターが省かれていることが多く、物足りなさを感じるライダーも少なくありません。

製造の段階で省かれているのはハーレーがトルクで走行するバイクで高速回転を気にする必要がないことが理由です。
しかし、例え不要でもメーターが複数並んで設置されていることでカッコ良さは大きく変わるので、ファッション性を追求したいライダーに最適なカスタムと言えます。