ハーレー入門・チョッパーとは何だろう?
大型バイクの代名詞といえるハーレーですが、チョッパーの意味をわかっていない人がバイク好きの間でも決して少なくありません。まずは入門として、この言葉の意味を理解しておきましょう。
チョッパーとは、バイクに元々付いていたものを取り除いたり、切り取ったりする行為です。これを行うことで、随分とスッキリした見た目になります。割と多くの人がフロントフォーク部分の長いバイクを指す言葉だと誤解していますが、正確には違いますので、バイク好きを自称するのであれば正しい意味を知っておきたいところです。但し、違う意味でも世間に浸透してしまえばそれもまた正解の意味に変化しますので、両方の意味を知っておくのがおすすめです。
なぜ、せっかくのバイクの部品を取り除くのかといえば、アメリカで普及していたハーレーの特徴が原因です。とても重厚でタンク容量が多い魅力的なバイクですが、重さがネックとなって爽快に走行するのが苦手な部分を持っていました。そこで愛好家がフェンダーを取り除く、別のバイクのフェンダーに取り替えるなどの改造を行い、軽快に走らせる工夫をしました。他にも、タンク部分を小さな容量に取り替える、フロントホイールと取り付けるなどしながら進化した経緯があります。