ハーレーは、2000年にミレニアム記念モデルとして、ソフテイル・デュースを発表しました。これにはソフテイル用エンジンのツインカム88Bが搭載されており、半円形リアフェンダーや新型形状のマフラーと共に、近未来的なスタイルが特徴となっていました。その後、100周年を迎えた際には、ハーレー初の水冷DOHC4バルブエンジン搭載の、V-RODが発表されました。
このモデルはドラッグレーサーをベースとしたデザインで、その斬新さで周囲の人々を驚かせることになります。それによってハーレーはさらに好調を博すようになり、FXDBIダイナ・ストリートボブ等の新型モデルを次々に発表していきます。
2007年にツインカム96がデビューしており、2011年にはツインカム103がツーリングファミリーの4モデルに搭載されることになります。そして、2014年になると、ツインクールドツインカム103がプロジェクトラッシュモアに搭載されたわけです。此処にハーレーの大排気量時代が到来したことになり、入門や中型を含め全モデルがインジェクション化されました。また、ビッグツンには6速トランスミッションが採用され、CVOがレギュラーのイヤーモデルとして、ラインナップに加わることになります。